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日よけ幕(日除け幕)のメリットは意外と知られていない!?

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日よけ幕(日除け幕)のメリットは意外と知られていない!?

 店舗の店先に飾る日よけ幕(日除け幕)は、もともと江戸時代に商店が日除けをしつつ商売の内容を宣伝するためのアイテムとして生み出されたとされています。歴史の古い道具ですが、現代でもお店の売りや特徴をアピールできる便利な宣伝グッズのひとつです。ただし、素材やデザインなどを考えて作らないと、期待したような宣伝効果や日よけ効果を得られません。今回は、意外と知られていない日よけ幕のメリットをお伝えします。





 お店の店頭に設置する日よけ幕(日除け幕)には、実はさまざまなメリットがあります。デザイン次第で通行人の興味を引くことのできる、とても重要な宣伝ツールになります。「周囲の店舗も置いているから」という理由でデザインや素材を適当に決めると、十分な宣伝効果を得られません。今回は、あまり知られていない日よけ幕(日除け幕)のメリットをご紹介しますので、ぜひこちらをご参考にしてください。



日よけ幕(日除け幕)は店頭に設置する広告のこと


日よけ幕(日除け幕)

 日よけ幕とは、主に店舗の店頭に設置する大きなのれんのことです。もともとは江戸時代に利用され始めたとされています。当時、江戸の町並みはどこも同じような建物が多かったため、店舗や商家はどうにかしてほかの店より目立つ必要がありました。そこで、屋号などを染め抜いたのれんを店頭に掲げ、他店舗との差別化を図ったわけです。また、隙間風や日差しを防ぐという役割も持っています。

 建築技術が高度に発達した現代日本では、隙間風や日よけのために日よけ幕を設置する必要はありません。しかし、宣伝広告手段としてはとてもメリットが大きいため、現
でも「日よけ幕」という名前の宣伝のれんが一般的に利用されています。…日よけ幕(日除け幕)の詳細はこちら




日よけ幕のメリットは宣伝・遮光・省スペースなど6つ


日よけ幕のメリット

店舗に日よけ幕を設置する意外なメリットは、以下の6つです。



2-1、店頭からはわからないお店の売りをアピールできる


 日よけ幕に人気商品や自信のある商品などを記載しておけば、店頭からはわからないお店の売りを宣伝することができます。実は、店構えだけでは経営者が考えているほど、提供しているサービスを十分に広告することができません。

 目立つモニュメントや看板を多数設置しているならともかく、比較的落ち着いたデザインの店舗だと、「お店に近寄ってメニューや看板を見ないと何のお店かわからない」
とも多いです。

 その点、店頭に大きな日よけ幕があれば、「どういうお店なのか」「何を売りにしているお店なのか」がひと目でわかります。日よけ幕は遠くからでも見えるため、通行人
の興味を引いて来店を促す宣伝方法として有用です。…店舗に日よけ幕を設置するメリについてはットこちら




2-2、遮光性のある素材を選べば室内の明るさを一定に保てる


 遮光機能を持った日よけ幕を選べば、外の日差しをシャットアウトすることができます。店舗の入り口の向きや時間帯によっては、外の日差しが店の中に入ってきて、お客様や店員がまぶしい思いをしてしまうこともあるでしょう。しかし、店頭の窓側に日よけ幕を設置すれば、余計な日差しを遮って室内を一定の明るさに保てます。



2-3、看板に比べてデザインの自由度が高い


 布やビニールなどの素材にプリントをする日よけ幕は、かなり自由にデザインを決めることが可能です。内部に照明を仕込む一般的な設置看板だと、サイズに制限があったり、照明の関係上デザイン画と完成品の色に多少の違いが出たりすることもあります。

 しかし、日よけ幕は素材に印刷をするだけなので、色見本どおりのものを比較的簡単に再現可能です。屋号やお店のロゴをプリントするだけでなく、文字を入れたり絵を入れ
たりすることもできるため、個性的な宣伝グッズを求めている場合は、日よけ幕を頼ってみましょう。



2-4、軽くて薄いのれんなので設置や撤去も簡単


 日よけ幕は、簡単にいうとサイズの大きなのれんです。多少大きなサイズでも、基本的には軽い布のようなものなので、1人でも簡単に設置したり撤去したりすることができます。収納時も場所を取らないため、特定の季節だけ日よけ幕を設置したり、逆に台風などに備えて日よけ幕を撤去したりすることも可能です。



2-5、布なので狭いスペースにも設置できる


 店舗の入り口周辺に大きなスペースがなくても、布やビニール素材製の日よけ幕なら、店員やお客様の動きを邪魔することなく設置することができます。



2-6、看板を作るよりも安く設置可能


 経営者にとってうれしいのが、設置コストの安さです。お店の外に置く宣伝グッズとしては、看板が一般的です。ただ、簡易的な黒板ならともかく、照明付きの看板やサイズの大きな目立つ看板は、電気工事なども必要なのでお金がかかります。

 その点、日よけ幕の染色にかかる費用は、1枚あたり数千円程度です。価格が安いため、季節ごとに色や文章を変えたり、定期的に作り直してよりよいデザインを研究したり
することもできます。



厚手遮光ターポリン (屋外用/油性)

日除け幕に使われる生地


日除け幕におすすめの生地

日除け幕に使用するのにおすすめの生地について紹介します。
makumakuでは日除け幕用に主に2種類の生地をおすすめしています。

ターポリン


 ターポリンとは、ポリエステルやナイロン素材の織物の両面を合成樹脂フィルムで包んだビニール系の素材のことです。布製品に比べて耐久性が高く非常に丈夫なので、屋外に長期間設置する日除け幕の生地として優れています。

 ターポリンは防水・防炎の効果があり、耐油・耐薬品性も高い生地です。引き裂き強度実験においては、布の10倍もの強度があるということがわかっています。

 横断幕や養生シートにも使用される素材ですが、色褪せしにくく、1年以上屋外展示しても耐えられるのも特徴です。より耐久性を高めるための補強加工もできます。重さは1
平方メートルあたり510gと布よりも重みがあります。



ターポリンのお手入れ方法


 ターポリン素材の日除け幕に汚れが付着してしまった場合は、水かぬるま湯で軽く拭き取るか、押し洗いをします。ターポリンは擦ってしまうと印刷が剥がれたり、色移りする可能性があるため、ゴシゴシ擦ったり、洗濯機で洗ったりするのは適していません。

 漂白剤や蛍光剤が入った洗剤を使用すると、変色してしまう可能性があります。乾燥機は使用できないので、しっかりシワを伸ばした状態で陰干しするようにしましょう。

 ターポリン製の日除け幕にシワがついてしまった場合は、物干し竿などにかけて干しておけば時間の経過とともにシワが薄くなります。必ず日陰で干すようにしましょう。

 できるだけ早くシワを取りたいのであれば、150度以下の低温であればアイロンがけも可能です。
アイロンをかける際は必ず当て布をしてください。スチーム機能や霧吹きを使用すると色移りする可能性があるので、絶対に使用しないようにしましょう。



ターポリンの保管方法


 ターポリンはシワがついてしまう素材です。
保管する場合は、プリント面を内側にするようにして丸めればシワがつかないように保管できます。

 折り畳んだ状態で長期間保管すると、プリントが剥がれてしまう可能性があるので、長期間保管するときは必ず丸めて保管するようにしましょう。風通しがよく直射日光が
当たらない場所で保管するようにしてください。



厚手遮光ターポリン


 厚手遮光ターポリンは、ターポリンと同じようにポリエステルやナイロン素材の織物を合成樹脂フィルムで包んだビニール系の素材です。厚手遮光ターポリンは通常のターポリンとは違い、生地の中層に遮光材が入っています。そのため光を通さず、日除けの効果が高くなるのが特徴です。

 現在は日除け幕は店頭での宣伝のために設置するのが一般的ですが、大きな窓に厚手遮光ターポリン製の日除け幕を設置すれば、日除け幕本来の役割である日除け効果も期待
できます。中層に遮光材が入っている分、通常のターポリンよりも厚手になり重量もあります。重さは1平方メートルあたりの重量は680gです。

 元々ターポリンは強度が布よりも強い生地ですが、厚手遮光ターポリンは厚手な分より強度が強く、耐久性が高いという特徴があります。防水・防炎・耐油・耐薬品性は通常
のターポリンと同じようにあり、色褪せもしづらいので、長期間の屋外展示におすすめです。



厚手遮光ターポリンのお手入れ方法


 厚手遮光ターポリンに汚れが付着してしまったら、水かぬるま湯を使って柔らかい布で軽く拭き取るようにしましょう。全体的に汚れがついている場合は、優しく押し洗いしてください。

 ターポリン同様摩擦には弱い素材なので、擦ったり洗濯機にかけたりするのはNGです。変色を防ぐため、蛍光剤や漂白剤が入った洗剤は使用しないでください。乾燥機も使用
できないので、洗ったら日陰でシワを伸ばした状態で干します。厚手遮光ターポリン製の日除け幕にシワがついてしまった場合は、物干し竿などに吊るして干せば自然とシワが取れていきます。

 強いシワがついている場合やできるだけ早くシワを伸ばしたい場合は、150度以下のアイロンで、当て布をして伸ばします。色移りの恐れがあるのでスチーム機能や霧吹きは
使用しないでください。



厚手遮光ターポリンの保管方法


 厚手遮光ターポリンもターポリン同様、シワがついてしまう素材です。保管する際は、プリント面を内側にするようにして丸めればシワがつかないように保管できます。

 折り畳んでの長期間保管は、プリント剥がれの原因となってしまうので必ず丸めて保管するようにしてください。直射日光が当たらない風通しのいい場所で保管しましょ
う。



オーダー日除け幕のデザインを考える5つのポイント


日除け幕を注文するのであれば、デザインにこだわりましょう。
店頭に飾る日除け幕はお店の顔になるので、デザインのポイントを押さえて、素敵な日除け幕を作ってください。



1. 商品や店名を大きく入れる


日除け幕を作成するときは、商品名や店名を大きく入れるようにしましょう。
あれこれデザインに組み込んでしまうと、パッとみてなんのお店かわかりづらいです。

 どんな商品を取り扱っているお店なのか日除け幕を見てすぐに判断できれば、道ゆく人にもしっかりアピールできます。お店に入りやすくなる効果もあるので、シンプルに大
きく商品やお店の名前を入れるようにしましょう。



2. ピクトグラムやイラストを入れる


 ピクトグラムとは言語が異なる人でも伝えたいことを伝えられるデザインです。商品やお店を連想させるピクトグラムやイラストを入れれば、言葉が通じない人にもお店をしっかりアピールできます。

 またピクトグラムやイラストを入れることでポップなイメージや、親しみやすさを感じさせることも可能です。おしゃれなピクトグラムやイラストを入れた日除け幕なら、SNS映えしますし、お客さんが投稿して広めてくれる可能性も高いでしょう。



3. できるだけ同色系でデザインする


 おしゃれな日除け幕を作るなら、できるだけ同色系でデザインをまとめるのがおすすめです。商品やお店のイメージに近い色、ロゴに使用している色などを使ってシンプルな色に仕上げます。

 商品名やお店の名前は目立たせる必要がありますが、それ以外のデザインは同色系でまとめることで、商品やお店のイメージを壊さないデザインにすることが可能です。



4. 文字を目立たせる配色を意識する


 人が無意識に見てしまう誘目性が高い色は赤や黄色と言われています。ただ、誘目性のある色を使っても、背景の色との相性が悪ければ、効果が発揮されません。また誘目性のある色がお店のイメージと合わないこともあるでしょう。文字を目立たせる日除け幕にするためには、文字が目立ちやすい配色にして視認性を上げることが重要です。

 例えば誘目性が高い赤い文字の背景をオレンジにした場合、視認性が下がってしまいます。文字を目立たせる配色にするなら、カラーチャートを使って、背景色に使いたい色
の反対色である捕食が何色なのか調べてみるのがおすすめです。



5. イメージに合わせてフォントを選ぶ


日除け幕に入れる文字のフォントは、扱っている商品やお店のイメージを考えながら選びましょう。
また同じ文字でも、使用するフォントが違えば、全く違う印象になります。

いろいろなフォントで試してみて、イメージにぴったり合うフォントを見つけてみてください。



まとめ


安価で個性的な日よけ幕を作って効率よく集客しましょう



 日よけ幕は、一見わからない店舗の商品や売りを、遠くからでもわかりやすくアピールできるコストパフォーマンスのよい屋外広告です。費用も安く、凝ったデザインにすることもできるため、定期的に日よけ幕を作り直して初見の通行人を取り込みましょう。



制作事例


屋外-ターポリン
生地(素材)名:屋外-ターポリン | サイズ:145x200cm お客様の声はこちら

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