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横断幕を作るには生地からこだわる

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横断幕を作るには生地からこだわる

 スポーツの大会などで観客が選手を応援するために掲げている印象が強い横断幕ですが、横幕ともいい横長の布を使用していることからそういった名前がついています。イラストや文字などを描いて使用しますが、これを縦長にしたものが垂れ幕です。デパートや学校などで壁から掲示されていることもあり、懸垂幕ともいいます。





横断幕とは


 何かの大会で応援用に使用されているものはハトメという紐を括りつけるための穴が予め開いているものを使用して観客席部分に掲示していることが多くなっています。まれに複数人が持っていることもありますが、基本的には壁に固定して掲示するのが一般的です。何かの大会で応援のために使用しようとする場合、その大会毎に幕のサイズや掲示の方法などが細かく指定されていることがあります。それでは、横断幕を使用する利点はなんでしょうか。



 第一にあげられるのは人の目に留まりやすいということです。見覚えのある方は理解しやすいでしょうが、大きめのサイズの布に伝えたい文字を書くことが出来るため、強い印象を与えることが出来ます。また、制作するのにかかる費用も高くないこともあり、一回使い捨てでいつでも新しい幕を掲示することが出来ます。特に紙製のものであれば燃えるゴミとしてすぐに捨てることも可能です。他にもどんな会場でも使用することが出来るという点があげられます。大会だけではなく式典やセミナーなどにも使用されることがありますが、比較的掲示が簡単であることも大きなポイントです。…横断幕の詳細はこちら




生地選びからこだわりたい


 横断幕に使用される生地は非常に多く、出来ることならば用途に沿って生地を選ぶと良いでしょう。



 広く一般的に使用されているのはターポリンというビニール製の生地、トロマットというポリエステル製の生地のものです。ターポリンは耐久性に優れており、屋外に長期にわたって掲示する場合に適している生地です。そのため屋外に広告としてしようされる垂れ幕や、形は変わりますがイベントで設営される仮設テントなどに使用されることが多く、ポリエステルなどの素材をコーディングしてあるため雨や汚れに強いという強みがあります。



 ただし重量感があり、大きなサイズになるほど持ち運びが難しくなります。トロマットは生地が丈夫で軽いため取り外しなどを頻繁に行うような場合に適しています。スポーツチームの応援などには小さく折りたためることや素材が軽く持ち運びに便利なため重宝されています。発色が良く鮮明に色が出るため、細かいデザインのものや写真などでもしっかりと再現できます。



 横断幕や旗、のぼりなどに使用される生地はポリエステル繊維のものが多くなっていますが、中には綿や麻などの生地を染め上げて作成されるものもあります。布自体に高価なものが多く、また中でも本染めで作成するものは様々な作業工程があるためなかなか手を出しづらくなってしまいますが、学校の校旗や会社の社旗などに使用されることが多くなっています。ただし、生地そのものの風合いを活かして作成することは出来ますが、デザインプリントなどと違うためデザイン面での制約が多くなります。他にも様々な布がありますが、布によって特徴が全く異なりますので使用用途に応じて使い分けることが大切です。…横断幕の生地についてはこちら



手作りすることも出来る


 横断幕というときちんとした形で文字だけでなくイラスト、もしくは写真などがプリントされている制作会社に依頼したものが多くなっていますが、手作りすることも可能です。用意するものは布、塗料、ハトメ、固定用の紐です。他にも細々としたものが必要になってきますが、これらは確実に揃えましょう。



 まず大切なのは事前にしっかりとデザインを考えることです。文字を入れる場合はその文字サイズや文字数、イラストを入れる場合はイラストに使用する色など詳細に決めておきましょう。そのデザインを元に必要なものを用意していきますので、アバウトに計画を立ててしまうと作り始めてから必要なものがない、という事態に陥ってしまう可能性がありますので、デザインが決まってから必要なものを揃えていきます。



 まず布ですが、先ほどの章でご説明した通り様々な種類があります。その中から用途に応じた布を用意します。大切なのは布のサイズです。大会の応援用に使用する場合はその会場毎にサイズの規定がありますので要注意です。また布の色も重要です。文字やイラストなどの色のバランスなどを考えイメージにあった色を用意します。次に塗料ですが、これもデザインによって色だけでなく塗料や絵の具などを使い分けましょう。



 基本的には耐水性のものを用意すると良いでしょう。ただし、広がりが悪い、目的の色がないため混ぜて自作するなどなると作業が大幅に遅れる可能性があるため要注意です。凝りすぎたデザインの場合多くの色が必要になってしまいますが、色混ざりを防ぐため乾き具合を確かめつつ進める必要も出てくるため出来る限り色を制限する、乾かす時間を念頭に置いて塗り方も予め計画を立てるなどの対策をとっておきましょう。



 必要なものがきちんと揃ったらまず布に下書きをしていきます。デザインをパソコンで拡大しプリントアウト出来れば一番ですが、出来ない場合はチャコペンなどを使用してしっかりと線を描きます。文字を入れる場合は使いたい書体をプリントアウトし、それに沿って描くようにします。



 下書きを終えると次はいよいよ色塗りです。用意した塗料を刷毛や筆を使用して塗っていきます。ある程度小さなものも用意しておくと便利です。一度塗っただけでは色がしっかりとつかない場合は乾いた後に二度塗りすると綺麗に色が出ます。最後に掲示用のハトメをつけ、布の周りはミシンなどでしっかりと処理をしましょう。このように自作することも可能ですが、手間や時間が非常にかかります。やはり確実なのは制作業者にお願いすることでしょう。



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