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失敗しない垂れ幕の特注の仕方をわかりやすく解説

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失敗しない垂れ幕の特注の仕方をわかりやすく解説



垂れ幕を特注するとき、素材やサイズ、データ入稿の方法を知らないと失敗してしまうかもしれません。垂れ幕の印刷は安くないため、失敗しないように注意する必要があります。垂れ幕を特注する流れと印刷業者の選び方、特注の注意点を解説します。




垂れ幕を特注するときの流れ


垂れ幕特注の流れ

特注の垂れ幕を作りたい場合「どのような流れで進めていくか分からない」「素材やサイズ、デザインの決め方に不安がある」といった悩みがあるかもしれません。

本記事では、垂れ幕を特注するときの流れや、素材・サイズ・データ入稿の方法など知っておきたい知識を解説します。印刷業者選びのポイントもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

垂れ幕を特注するときは、基本的に以下の流れで進めていきます。

1.サイズや素材、デザインの検討
2.印刷業者での見積り
3.印刷業者の決定・注文
4.デザインデータの入稿(自社でデザインする場合)
5.印刷業者側でのデータチェック・デザイン制作
6.印刷
7.発送

垂れ幕のサイズや素材の選択と注文までは、自社でデザインする場合も依頼する場合も同じ流れです。注文後、デザインを依頼する場合はデザイン制作と修正を繰り返し、デザインを決定していきます。

一方、自社でデザインする場合は、デザインデータを印刷業者指定の方法で入稿し、印刷完了を待ちます。

特注の垂れ幕を作るときに知っておきたい基礎知識




垂れ幕を特注する際に知っておきたい、垂れ幕の基礎知識を解説します。スムーズに注文するためにも、素材や印刷の種類、データ入稿の方法を確認しておきましょう。

垂れ幕の素材


同じ垂れ幕でも、素材の違いによって使用場所や用途が異なります。

トロマット


トロマットとは、ポリエステル製の布でできた生地を使った垂れ幕です。主に屋内で使われますが、短期間での使用なら屋外でも対応できます。
インクジェットに向いている表面加工がされており、発色が良く鮮明な仕上がりになります。布製なので折りたたみやすく、シワになりにくいのもメリットです。

ポンジ


ポンジもポリエステル製の布でできており、軽くて薄いのが特長です。一方、その薄さから透過性は50%ほどで、裏側から表のデザインが見える仕様になっています。
インクを熱処理して印刷するため、垂れ幕全体のサイズが1㎝程度前後する可能性があります。

ターポリン


ターポリンとは、ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール生地です。
布製の垂れ幕よりも耐久性に優れるため、長期間の屋外展示にも適しています。例えば、工事現場や屋外イベント、店舗の外用垂れ幕などの用途に向いている素材です。

印刷の種類


垂れ幕を印刷する際は、大きく分けてインクジェット印刷(デジタル印刷)とアナログ印刷の2つに分けられます。

インクジェット印刷


インクジェット印刷で使われるインクには、染料インクと顔料インクがあります。

染料インクは素材にインクを染み込ませ、インクを定着させるものです。素材にインクが定着するため、擦れによる色落ちには強いとされています。ただし、紫外線には弱く、屋外で使用すると退色しやすくなります。

一方、顔料インクは素材の表面にインクが密着するタイプです。染料インクと比較し、紫外線による退色は少ないと考えられています。

アナログ印刷


アナログ印刷の方法としては、シルクスクリーンがあります。

シルクスクリーンは版画のように版を作成し、そこにインクを乗せて印刷します。大量生産が可能になる一方で、版の作成に時間がかかるため、垂れ幕の印刷業者ではほとんど使われない印刷方法です。

データ入稿の方法


垂れ幕のデザインとして入稿するデータ形式は、印刷業者によって異なります。makumakuでは、AIデータまたはEPSデータでの入稿が必要です。

データ入稿の方法や流れのほか、データのサイズやフォント・書体・画像などの注意事項などを、事前にしっかり確認してくことをおすすめします。

AIとはAdobe Illustratorの固有ファイル形式、EPSとはEncapsulated PostScriptの略称で、画像の解像度を保持できるファイルの形式の一つ。どちらもAdobe社が開発したファイル形式で、IllustratorやPhotoshopで編集できます。

Microsoft OfficeのWordやPowerPointなどでデザインを制作し、EPSファイルに変換することも可能ですが、意図しないデザインに変換される恐れがあるため、注意しましょう。



垂れ幕の素材や印刷方法、データの作り方を決めたら、次は印刷業者を選定しましょう。垂れ幕の印刷を依頼する場合は、以下のポイントで選ぶのがおすすめです。

対応の早さ


垂れ幕の依頼は、対応の早い印刷業者を選びましょう。注文から垂れ幕の到着までの期間はもちろん、問い合わせからの対応スピードも重要です。メールの返信が早く、すぐに対応してくれる印刷業者がおすすめです。また、納期までにはある程度余裕をもって注文することをおすすめします。

makumakuの場合、人気の垂れ幕「トロマット」は原則4営業日で海外工場から出荷されます。海外工場からの輸送のため、垂れ幕到着まで2〜5日と国内工場からの発送よりは時間がかかりますが、希望によってはお急ぎ対応も可能です。また、電話やFAX、専用の問い合わせフォームから確認することもできます。

相見積りを取る


印刷業者を選ぶときは、複数の業者で相見積りを取りましょう。見積りが1社だけでは、見積価格が安いのか高いのか判断基準がなく分かりません。複数者で見積りを取ることで、希望するデザインや素材の垂れ幕の相場価格を知ることができます。

デザイン注文の有無



もし、自社でデザインを作れないときはデザイン注文できるかも確認しておきましょう。デザイン注文とは、希望するデザインに合わせ、印刷業者がデザインしてくれるサービスです。自社でデザインするより費用はかかりますが、PhotoshopやIllustratorなどを使い慣れていない場合に利用すると良いでしょう。

特注の垂れ幕を作るときの注意点




垂れ幕を特注するときに注意したいポイントを説明します。

文字サイズとテキスト量


自社でデザインを作る場合に、注意したいのが文字サイズです。

垂れ幕のサイズに対し、文字が小さすぎると読みにくくなってしまいます。また、伝えたいことがありすぎて文字数が多くなり、結果的に文字サイズを小さくしないと入らないということも避けましょう。

全体のサイズをみて、読みやすい文字サイズやテキスト量を選択するのがおすすめです。

使用シーンと垂れ幕の素材


基礎知識として説明したとおり、垂れ幕は使用シーンに合わせて素材を選択します。

例えば、屋内用の素材の垂れ幕を屋外で使ってしまうと、退色や劣化の原因となり危険です。屋内用の素材なら屋内で使い、屋外で使いたい場合は屋外用の素材を選択しましょう。

データ作成時の寸法


実は、垂れ幕を作るときのデータ作成では、寸法に注意する必要があります。どういうことかというと、垂れ幕の周囲は縫い目やハトメなどでデザインが隠れてしまう可能性があるということです。

また、実際のサイズぴったりで色を付けると、印刷でずれて白地が見えてしまうこともあります。そのため、実際のサイズよりも大きい範囲に色を付ける、塗り足しが5cmほど必要です。

特注の垂れ幕の事例




実際に制作された特注の垂れ幕について紹介します。
例えば、工事現場でよく見かける住宅のイメージも垂れ幕で制作可能です。このケースでは、屋外設置に適した素材であるターポリンを使用しています。また、写真を大きく出力して、遠いところからも綺麗に見えるでしょう。

「祝〇〇」などの垂れ幕も注文の多い事例です。垂れ幕に鮮やかな色を使うのであれば、発色に優れた屋内トロマットもおすすめです。

大型出力専門店makumakuはこれまで数多くの垂れ幕を制作してきています。屋内外を問わずご希望に沿った特注の垂れ幕を提供しており、制作事例などもホームページで見ることができます。

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