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トロマットとターポリンの違いをわかりやすく解説

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トロマットとターポリンの違いをわかりやすく解説

トロマットとターポリンの違い

トロマットとターポリンはどちらも横断幕などに使われる生地です。トロマットは布素材で軽量、持ち運びがしやすく、ターポリンはビニール素材で耐久性に優れるなどの違いがあります。

一般的に、トロマットは屋内使用、ターポリンは屋外使用の横断幕などに適しています。なお、ターポリンは素材そのものに防炎加工が施されているため、屋内でも消防法で定められた場所での使用におすすめです。

本記事では、トロマットとターポリンの違いや向いている製品、手入れの仕方、おすすめの商品を紹介します。



トロマットとターポリンの違いを解説!


トロマットとターポリンは、どちらもタペストリーや横断幕に使われる生地ですが、それぞれ生地の性質が異なります。違いを確認し、使用用途に合わせて適した生地を選びましょう。

トロマットとは布素材の生地


トロマットとは、横断幕などに使われる、ポリエステル100%の平織りの布素材です。

質感はマットで、印刷時は繊細な表現もできるため、イラストだけでなく、細かな文字があっても問題ありません。

また、軽量で耐久性・耐水性もあるため、屋内外を問わず利用できます。しかし、防火性は備えていないため、用途によっては別途加工費用が発生します。

また、トロマットは折りたたんでもシワにならず、印刷面も剥がれないため、運搬のしやすさもメリットです。

イベントブースのように、頻繁な移動が必要な場所で使う横断幕などに適した素材です。

ターポリンとはビニール素材の生地


ターポリンとは建設養生シートなどにも使われる、平織りの塩化ビニル系多層素材です。さまざまな素材を張り合わせるなどして作るため、耐久性の高さが特長です。

質感は光沢があり、写真などもキレイに印刷できます。

厚みはトロマットと同程度であるものの、重さは2倍以上あります。テントなどの素材にも使われるほど耐久性と耐水性に優れているため、特に屋外での長期間の利用に適しているでしょう。

また、素材自体に防炎加工が施されている点も特長の一つです。

ターポリンの場合、折りたたむと印刷面が剥がれてしまうため、持ち運ぶ際は丸めて移動させます。

スポーツ横断幕のように、屋外常設に適した素材です。

トロマットとターポリン、それぞれ適した製品は?


トロマットとターポリンはそれぞれ特長が異なるため、適した製品も異なります。ここでは、代表的な製品を例に解説します。

トロマットが適した製品


主に屋内での利用を想定した製品におすすめです。なお、屋外で利用するときは、短期間の設置にとどめるか、屋外専用のものを使ったほうが良いでしょう。

【例】
室内用スポーツ横断幕、垂れ幕、テーブルクロス、バナースタンド、タペストリーなど。

トロマットが適さない製品


トロマットは印刷したときの色が裏抜けしづらく、風になびく生地でもありません。そのため、のぼり旗には不向きです。この場合、テトロンポンジが適しています。

また、屋外の常設横断幕にも適していません。この場合、ターポリンがおすすめです。

ターポリンが適した製品


耐水性・耐熱性・耐薬品性に加え、防火加工が施されているため、炎天下や雨の日の屋外のように、多少過酷な環境でも利用できます。また、展示場の横断幕で防火加工が必要な場合、ターポリンを使ったほうがコストや納期を抑えられることもあります。

【例】
屋外用スポーツ横断幕、出店などの店頭幕、広告シート、工事現場での利用、防火加工が必須の施設で利用する横断幕など。

ターポリンが適さない製品


重く、持ち運びづらいため、会社説明会の横断幕など、室内で頻繁に移動する製品には不向きです。この場合、トロマットのほうが適しています。

トロマットとターポリンのお手入れ方法


トロマットとターポリンはそれぞれ手入れの仕方も異なります。なお、どちらも洗濯機では洗えません。

トロマット


トロマットは布素材のため、水を使って手入れできます。しかし、洗濯機の使用やクリーニングは、摩擦により印刷が落ちてしまうためできません。

手入れの際は、トロマットすべてをお湯に入れて、押し洗いします。なお、汚れが気になるときは、中性洗剤を使って優しく揉み洗いしてもかまいません。ただし、漂白剤は使用できません。

また、印刷の性質上、一カ所だけ水に濡らすとにじむ可能性があります。そのため、トロマットすべてを水につけて洗ってください。

シワが気になるときは、アイロンをかけることも可能ですが、その際はあて布をして、低温でアイロンがけを実施します。

洗った後は、風通しがよく、直射日光の当たらない場所で十分乾かしましょう。

トロマットの交換目安


手入れをしているトロマットでも、経年劣化により色褪せなどが生じます。設置場所に応じ、以下の年数を目安に交換しましょう。

・屋内設置:1~2年程度
・屋外設置:半年程度

ターポリン


ターポリンは水に濡れても問題がないため、手入れの際は、水で濡らした布巾で優しく汚れを落とします。ただし、印刷面が剥がれやすいため、強くこすらないよう注意しましょう。また、洗濯機で洗うこともできません。

水で濡らした部分が十分に乾いてから保管しましょう。

ターポリンの交換目安



ターポリンの交換目安は使用状況によっても異なります。特に、屋外使用の場合、色褪せや傷が出始めたら交換を検討しましょう。

・屋内設置:3~5年程度
・屋外設置:1年以上

トロマットやターポリン製品を発注するときのポイント


トロマットやターポリン製品を発注するときは、店舗の発注方法の注意事項をよく確認することが大切です。オリジナルデザインで発注するときは、データ形式やカラーモード、データサイズなどが細かく指定されている場合があります。

例えば、データ入稿では以下のような注意点があります。

・データ形式:AI / EPSデータ(ZIPファイル不可)
・バージョン:イラストレータ9~CCまで
・カラーモード:CMYK、黒の配色はK100%(RGB/DICカラーは不可)
・解像度:150dpi以上 など

また、デザイン自体を依頼したいときは、イメージ図や参考ファイルがあるとやり取りがスムーズです。オーダーメイドデザインは確認作業も発生するため、納期に余裕を持って発注しましょう。

おすすめのトロマット・ターポリンを紹介!


ここからは、横断幕・のぼり旗の専門店マクマクで対応している、トロマット・ターポリン製品を紹介します。

屋内用トロマット


最小20×20㎝から最大180×1000㎝まで対応できる、屋内用トロマットです。生地には顔料インクジェット向きの表面処理をするため、発色に優れ、写真や複雑なデザインも鮮明に仕上がります。

お客様の声
「初めての注文で、年末ぎりぎりの発注でしたが、品質、仕上がりなど本当に満足しています。価格も安くビックリしています。これからも多用したいと思いますので宜しくお願い致します。」(株式会社綜合印刷様)

屋内用トロマットはこちらから

屋外用トロマット(染め)


最小20×20cmから最大145×1000cmまで対応の、屋外用トロマットです。主に屋内外用のスポーツ応援幕やイベント幕で用いられています。文字の多いデザインや原色の出力も得意です。

お客様の声
「イベントでの目印として使用させていただいております。よごれもつきにくくとても満足しております。いつもありがとうございます。これからも宜しくお願いいたします。」(URAGUN ARTWORKS様)

屋外用トロマット(染め)はこちらから

ターポリン


最小20×20cmから最大216×2500cmまで対応可能な、屋外用ターポリンです。横断幕や看板用途の懸垂幕はもちろん、店舗の日除け幕やイベント・工事現場でも利用できます。

お客様の声
「今回依頼したのは2回目です。が、前回同様にとても素敵な横断幕を作って頂きました。こちらのお願いも快く引き受けて頂き、とてもお客様思いの良いショップさんです。また機会があったらお願いしたいと思います。有難うございました。」(田中真澄様)

ターポリンはこちらから

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