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【図解あり】アクリルパーテーションで飛沫感染防止！持ち運びも便利
アクリルパーテーションは、くしゃみ、咳、会話による飛沫を物理的にブロックできるため、新型コロナ対策に役立ちます。窓あり・窓なしタイプ、折りたたみ式の簡易タイプなど、さまざまな種類があります。用途やシーンに合わせて最適なものを選びましょう。
新型コロナの感染拡大が未だに収束されない中、日常生活や社会生活の安全を守るために、各種感染予防アイテムの人気が高まっています。中でもアクリルパーテーションは、シンプルな造りながら、感染予防に役立つアイテムとして、さまざまなシーンで活用されています。
今回は、アクリルパーテーションの種類や期待できる効果、活用シーンなど、気になる情報をまとめてご紹介いたします。
アクリルパーテーションとは、アクリル素材で作られたパネルを使用した衝立のことです。目隠しやスペースの間仕切りなどに使う従来の衝立とは異なり、アクリルパーテーションは、あえて透過性の高いアクリル素材を採用することで、相手の顔を見ながらの接客・対応を実現しています。
アクリルパーテーションの構造は商品によって異なりますが、専用スタンドにアクリルパネルを差し込むタイプのものが主流で、簡単に組み立て&取付できるところが特徴です。
新型コロナ対策にアクリルパーテーションを使用するメリットは大きく分けて3つあります。
新型コロナウイルスは、インフルエンザウイルスなどと同じく、感染者のくしゃみや咳、つばなどを介した「飛沫感染」によって感染するとされています。
飛沫感染予防には、ほかの人と2mの間隔を空けるのが望ましいとされていますが、2020年6月のスパコン世界ランキング「TOP500」でNo.1に選ばれた「富岳」のシミュレーションによると、マスクをせずに強い咳を2回した場合、2m先にいる対面の人にも小さな飛沫が大量に吹きかかることが明らかになりました。［注1］
ウイルスはもともと肉眼では見えないほど小さくて軽いものです。飛んでいる間にしぶきの水分が蒸発した場合、より遠くまでウイルスが飛ぶ可能性も示唆されています。
富岳を使った飛沫経路シミュレーションを実施した理化学研究所では、間仕切りを活用した感染対策を推奨しており、アクリルパーテーションを用いた飛沫感染対策には一定の効果が期待できます。
パーテーションを使用すればウイルスを含んだ飛沫を物理的にブロックできますが、パーテーション自体にウイルスが付着してしまうため、定期的に清掃・消毒する必要があります。
布張りやカーテンタイプのパーテーションでは、ウイルスが繊維の奥に入り込んでしまい、きれいに清掃・消毒するには手間と時間がかかります。アクリルパーテーションなら簡単&短時間でお手入れできるため、常にきれいな状態をキープできます。
アクリルパーテーションは組立が簡単なうえに軽量なので、必要なときに手早く設置できます。
常設しているものとは別に、予備のアクリルパーテーションを用意しておけば、オフィスに急な来客があったときでも、すばやく飛沫感染対策の整ったスペースを確保できます。
アクリルパーテーションにはさまざまな種類があり、活用シーンや用途に合わせて最適なものを選べます。
ここでは、アクリルパーテーションの主な種類を3つご紹介いたします。
スタンドの部分までアクリルパネルでカバーされた窓のないアクリルパーテーションです。
パーテーションの範囲から外れなければ、飛沫がパネルの向こう側まで飛び散る心配がほとんどないため、新型コロナ対策への高い効果が期待できます。相談窓口や、飲食店のテーブル・カウンターなどにおすすめです。
パネルの下部に小さな窓が開いているタイプのアクリルパーテーションです。
基本的な飛沫感染対策はそのままに、窓を通して対面している相手と書類の受け渡しなどを行うことができます。
カタカナの「コ」の字型に自立するタイプの簡易式パーテーションです。
対面はもちろん、両サイドからの飛沫ブロックにも役立つため、周囲に人がいる場所での飛沫感染対策におすすめです。両サイドを閉じて折りたためる仕様になっているので、ファイル感覚で手軽に持ち運びできるのもポイントです。
アクリルパーテーションは簡単に組立&設置できるため、幅広いシーンで活用できます。
ここではアクリルパーテーションの主な活用シーンを4つご紹介いたします。
コンビニやスーパーはたくさんの人が訪れるため、飛沫感染対策は必須です。
レジではお金やクレジットカード、ポイントカードなどをやり取りするため、窓ありタイプのアクリルパーテーションの活用がおすすめです。
体調の悪い人が訪れる病院は、咳やくしゃみによる飛沫感染リスクが高い傾向にあります。
病院・薬局の窓口では、保険証や診察証、処方薬の受け渡しなどを行うため、窓ありタイプのアクリルパーテーションの設置がベストです。
学校や学習塾の教室は複数の子どもが集まる場所なので、四方八方から飛沫が飛んでくる可能性があります。
学習塾では正面のほか、両サイドにも窓なしタイプのアクリルパーテーションを設置し、子どもたちが安心して学べる環境を整えたいところです。
一方、学校に通うお子さんには、折りたたみタイプの簡易式パーテーションを持たせると、即席の飛沫感染対策として役立ちます。
飲食する際はマスクを外さなければならないので、カフェやレストランの対面テーブル・カウンターでは飛沫感染リスクが高まります。
テーブルの中央やカウンター席の両サイドに窓なしタイプのアクリルパーテーションを設置すれば、安心して飲食や同伴した人との会話を楽しめます。
アクリルパーテーションは新型コロナの飛沫感染対策に役立つ便利なアイテムですが、使用する際はいくつか注意しなければならない点があります。
アクリルパーテーションはウイルスを含む飛沫を物理的に防ぐことが可能ですが、100%の感染防止を保障するものではありません。
パーテーションの予防効果を過信せず、対面するときはマスクを併用するなど、より徹底した感染対策を心がけましょう。
アクリルパーテーションにウイルスを含んだ飛沫が付着した場合、時間が経過すると水分が蒸発し、ウイルスが空気中に飛散するおそれがあります。
アクリルパーテーションはこまめにお手入れし、常に清潔な状態を保つようにしましょう。
なお、濃度の高いアルコールで拭き取り消毒をすると、アクリルパネルに小さなクラック（傷）が発生する可能性がありますので、薄めたアルコール消毒剤を布に含ませて清掃するか、あるいは0.05%以上の次亜塩素酸ナトリウムなどの水系消毒液を含ませた布で汚れを拭き取りましょう。
アクリルは木材と同等の燃焼性を持っています。炎や高温のものを近付けると溶けて変形するおそれがあります。
場合によっては火災が生じる危険性もあります。とくに飲食店などで使用する場合は、熱した鉄皿や小型コンロなどを近付けないように注意しましょう。
新型コロナウイルスは、くしゃみや咳、会話などで飛び散ったしぶきと一緒に拡散され、感染拡大を引き起こします。特にマスクなしの場合、2m先の人にもくしゃみや咳による飛沫が届くというシミュレーション結果が報告されていますので、物理的に飛沫をブロックできるアクリルパーテーションの活用をおすすめします。
大型出力・パネル専門店の「makumaku（マクマク）」では、窓あり・窓なしタイプのアクリルパーテーションを販売しております。［注2］
学校に通うお子さん向けの簡易タイプのパーテーションも取り扱っております。［注3］
makumakuは飛沫感染対策に役立つさまざまなアクリルパーテーションを販売しております。1個から50個以上の大量販売にも対応しております。活用シーンや用途に応じてお好みの種類・個数のアクリルパーテーションをお求めください。
［注2］アクリルパーテーション
［注3］簡易パーテーション
