サッカー応援に欠かせない横断幕! デザインのコツから作成手順、注意点まで解説
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サッカー応援に欠かせない横断幕! デザインのコツから作成手順、注意点まで解説
サッカー応援に欠かせないアイテムの一つが横断幕です。スタンドに掲げられた大きな幕には力強いメッセージやチームカラーが表現され、選手の士気を高めると同時に観客全体の一体感を生み出します。横断幕を制作する際は生地やサイズの選び方、配色や文字デザイン、応援に適したスローガンなどを押さえることが重要です。
本記事では、初めて横断幕を作るという方に向けて、横断幕の役割からデザインの工夫、作成手順や使用時の注意点までを分かりやすく解説します。
サッカーの応援に横断幕が使用される理由とは?
サッカー応援で横断幕が多く利用されるのは、選手の士気を高め、観客全体の一体感を作り出せるためです。学校の部活動や地域クラブでは部訓や目標を掲げ、仲間を鼓舞するアイテムとして使用されています。
プロサッカーでは、サポーターが大きな横断幕をスタンドに広げ、チームへの熱い想いを届ける文化が根付いています。海外のスタジアムでは巨大な横断幕は定番の応援手段であり、日本でも広く浸透しました。掲げられた言葉やデザインは選手に直接届き、彼らが試合に向かうモチベーションを後押しします。
サッカーの横断幕をデザインする際のポイント
サッカーの横断幕を作る際には、生地の種類やサイズ、配色、文字やイラストなどいくつかのポイントがあります。ここから順に解説します。
生地の種類
横断幕の仕上がりや扱いやすさは、生地選びで大きく変わります。代表的な3種類の特徴を理解し、使用場所や目的に合わせて使い分けましょう。
・トロマット
厚みがありながら軽量で扱いやすく、屋内外どちらでも利用できる素材です。発色も良いため、応援メッセージを鮮明に表現できます。学生の部活動からプロの応援まで幅広く使われています。
・ターポリン
ビニール系で防水性と耐久性に優れており、雨天や長期間の屋外使用に適しています。ただし重量があるため、大型幕では設置場所の強度確認が必要です。長期的に同じ幕を使いたい場合に選ばれることが多いです。
・ポンジ
非常に軽く薄手で、持ち運びやすいのが特徴です。一方耐久性は低めで風雨にさらされると破損しやすいため、短期間のイベントや手持ち応援に向いています。
それぞれの生地はコストや耐久性にも差があるため、「どこで」「どのくらいの期間」使うのかを考慮して選ぶことが大切です。
サイズの決め方
サッカーの横断幕のサイズを決める際は、設置場所や応援の規模を基準に考えるのがポイントです。
小規模な会場や体育館、校庭での試合では、縦60~150cm程度、横幅は200~400cm程度のものを使うケースが多いです。持ち運びや掲示もスムーズなサイズといえるでしょう。地域クラブや部活動では中規模の横断幕を選ぶことで、メッセージをより大きく伝えられます。
スタジアムなど大規模な会場では、横幅が300cm~540cm程度まである大きなサイズの横断幕を採用するケースが多く、迫力のある応援演出が可能になります。サイズ選びでは「視認性」「扱いやすさ」「応援人数」といった要素をバランスよく考慮しましょう。
なお、一般的には大会や会場ごとにサイズに関する規定があります。詳しくは後述の「使用時の注意点」で詳しく解説します。
配色・フォント・イラスト
横断幕の印象を大きく左右するのが、配色や文字デザインです。基本となるのはチームカラーをベースにした配色です。観客席全体にもチームの一体感を与えてくれるでしょう。色の組み合わせはコントラストを意識し、遠くからでも文字が読みやすいように工夫することが大切です。文字は太字フォントを使用すると視認性が高まり、短いフレーズでも力強く伝わります。
また、チームロゴやマスコット、選手の写真などを取り入れると、オリジナリティが増し、印象に残るデザインになるでしょう。海外クラブの応援幕では、大胆なイラストやメッセージを用いた事例も多く、そういったデザインにすると迫力とインパクトが生まれます。サッカーの横断幕は「目立つこと」「伝わること」が重要なため、デザイン性と機能性の両方を意識するとよいでしょう。
サッカーの横断幕におすすめのスローガン・メッセージ例
横断幕に込めるスローガンやメッセージは、応援の熱意を直接伝える重要な要素です。ここではおすすめの例を具体的に紹介します。
サッカー部やクラブチームの場合
学校や地域のサッカー部やクラブチームの横断幕には、仲間を鼓舞し、一体感を高めるスローガンやメッセージがよく用いられます。部訓やチーム名を大きく掲げることで、部員やメンバーは自分たちの誇りをいつでも確認できるでしょう。短く力強い言葉にすると読みやすく、存在感もアピールできます。
スローガン例:
・ゴールまで一直線!
・風になれ! ゴールへ突っ走れ!
・スピード全開! 一瞬で決めろ!
・駆け抜けろ! 勝利はその先にある!
・走れ! 攻めろ! 勝利に向かって
・この一球に全力を!
・仲間を信じて全力で走れ!
・心を一つに目指せゴール!
・心を繋げ
・一蹴入魂
・一致団結
・走魂
これらは試合中の選手に響き、観客の声援ともリンクします。短く覚えやすいフレーズを取り入れることがポイントです。
プロチーム応援の場合
プロサッカーチームを応援する横断幕では、サポーターの熱い想いを表すメッセージがおすすめです。国内外のスタジアムでよく見られるように、短い英語フレーズや熱量のある言葉がよく選ばれています。
スローガン例:
・俺たちがついている
・共に戦い 共に頂点へ
・共に戦おう! 俺たちはひとつだ!
・目指すのはリーグとアジアの頂点
・めざせJ1(J2)
・がんばろう〇〇
・全員全力!
・魅せてくれ! 〇〇魂
・〇〇の歴史に名を刻め
・侍魂
・Aim for the world(世界を目指す)
・We are No.1
・We Love 〇〇
これらは力強さと一体感を演出でき、選手とサポーターをつなぎます。過激な表現は避けつつ、チーム愛を端的に伝えるフレーズを選ぶことがポイントです。
サッカーの横断幕を作成する流れ
横断幕を作るには、専門業者に依頼する方法とDIYする方法があります。ここでは専門業者に依頼する方法を解説します。
専門業者に依頼する場合、デザインの作成に慣れている方は、IllustratorやCanvaなどのツールを使ってデータを作成し、入稿するのが一般的です。この方法は自由度が高い一方で、データ形式や解像度などに注意が必要です。
デザインの作成に慣れていない方や初めて横断幕を作成する方は、デザインの提案から制作・納品まで一貫して対応してくれる業者を利用するとよいでしょう。
横断幕・のぼり旗・バナースタンド専門店の「Makumaku(マクマク)」の場合、デザインから注文する流れは、以下の通りです。
1.Webサイトで無料会員登録を行う
2.商品を選び「デザイン注文」を指定し、希望内容を記入して依頼する
3.送り先情報や決済情報を入力し注文を確定する
4.Makumakuが作成したデザイン案を確認し、必要に応じて修正依頼をする(3回まで)
5.デザイン案の最終確認をする
6.入金したら、Makumakuにて横断幕を作成・発送
7.商品の受け取り
お客さまからデザインデータを入稿いただく場合、Makumakuにて確認後、問題がない場合は横断幕の作成に移ります。ご調整が必要な場合は再度入稿いただき、データ完成後に横断幕の作成に移るといった流れです。
なおDIYで横断幕を作成する方法については、別の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
サッカーの横断幕を使用する際の注意点
サッカーの応援で横断幕を使う際は、ルールを守ることが欠かせません。大会や会場によっては掲示のルールが決められていることがあります。例えばJリーグでは、スタジアムごとに横断幕のサイズに関する規定がある場合があります。
また、掲示場所や方法も決まっていることが多いです。基本的には消防法や避難経路を確保する観点から、通路や非常口付近への掲示が禁止されています。
さらに、公式戦や大規模大会では、事前にクラブや運営に申請を行い、承認を得なければならない場合があります。規定は大会や会場ごとに異なるため、必ず最新情報を確認し、トラブルにならないよう注意することが大切です。
まとめ
サッカーの横断幕は、部員やメンバーの士気を高め、応援の場に一体感を演出する大切なアイテムです。デザインやメッセージに工夫を凝らすことで、より印象的に伝えることができます。また作成や使用にあたってはルールを守り、安全かつ適切に活用することが重要です。自分たちだけのオリジナル横断幕を掲げれば、応援はさらに盛り上がるでしょう。
横断幕・のぼり旗・バナースタンド専門店の「Makumaku(マクマク)」では、横断幕に適した豊富な生地・サイズを取りそろえております。デザインデータをご用意いただくプランと、デザインからご依頼いただくプランの両方をご用意しているため、初めてでも安心してお任せいただけます。オリジナル横断幕を作成したい方は、お電話やフォームからぜひお問い合わせください。