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横断幕ってどうやって手作りするの?

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横断幕ってどうやって手作りするの?

横断幕は、スポーツシーンだけでなく、店舗やイベントの宣伝などにも用いられています。横断幕の大きさに応じて、さまざまな情報や届けたいメッセージをデザインできるため、幅広いシーンで活躍します。

横断幕を自分で手作りしたいものの、具体的な方法が分からずお困りの方もいらっしゃることでしょう。

本記事では、横断幕を自分で手作りする方法やポイント、メリット・デメリットなどを解説します。



横断幕を手作りする4つのステップ


横断幕は次のような4つのステップを踏めば、スムーズに手作りできます。

・横断幕のデザインを決める
・布の下準備をする
・デザインを下書きする
・色を塗って乾かす

横断幕のデザインを決める


横断幕を手作りする際は、最初にデザインを決めます。大まかにでも紙に描くことで完成後のイメージをつかめるでしょう。

なお、Adobe Illustratorのような高度なグラフィックデザインソフトを使用すれば、実際に横断幕にデザインした際のイメージをより具体的につかみやすくなります。

布の下準備をする


デザインを決めたら、布の下準備を進めていきましょう。横断幕にはポリエステルやコットン、塩化ビニール性の布が適しています。

また横断幕の強度を高めるには、布のハトメ加工が必要です。ハトメ加工とは、横断幕にロープや紐を通すための補強金具のことです。

ハトメ加工をするに当たっては、布の四方を5cm幅に折ってミシンで縫っていきます。ミシンがないのであれば、アイロン熱で接着する両面テープを使って布を貼り付けましょう。

ハトメ加工に必要な道具



ハトメ加工には以下のような道具を使用します。

・布に穴を開ける道具:ハトメ抜きや穴あけポンチ
・金具を付ける道具:ハトメパンチ・ハトメ

ハトメ加工用の道具を購入したら次のようにハトメ加工を施します。

・ハトメ抜きや穴あけポイントで布の四方に穴を開ける
・穴の大きさに合わせてハトメを選び、ハトメパンチで挟む

小ぶりな横断幕であれば100円ショップで販売されている道具でも加工可能です。

なお、大きな横断幕に小さなハトメを取り付けると、重さに耐えられずにハトメが取れてしまう恐れがあります。そのため、横断幕の大きさに応じたハトメを選択しましょう。

デザインを下書きする


布の下準備が終わったら、デザインを落とし込んでいきます。いきなり布にデザインしてしまうと失敗した際に作り直す必要があります。そのため、チャコペンやマスキングテープを使って下書きを進めていってください。

色を塗って乾かす


布にデザインを下書きしたら、絵の具や塗料で色を付けていきます。一度色付けしただけでは薄く、遠くから見た際に何が描かれているか分からないので、離れてもはっきり見えるように、重ね塗りするのがおすすめです。

塗り終わったら、しっかり乾燥させて完成です。

横断幕を手作りする際の3つのポイント


横断幕を手作りする際は、次のポイントを押さえておくのがおすすめです。

・絵の具や塗料の特徴を把握しておく
・使用する色は3色ほどに抑える
・屋内で使用するか屋外で使用するかで布を選ぶ

1.絵の具や塗料の特徴を把握しておく


横断幕にデザインを描く際は、使用する絵の具や塗料の特徴を把握しておきましょう。一般的に横断幕には、耐水性に優れたアクリルガッシュや水性スプレーが用いられます。

それぞれの特徴は次のとおりです。

・アクリルガッシュ:費用を抑えられるが塗れる面積は狭い
・水性スプレー:アクリルガッシュよりも高価だが広い面積に塗れる

アクリルガッシュは購入費用を抑えられる上、水性スプレーよりも早く乾きます。しかしハケを使用するため、塗れる面積は狭く限られてしまいます。

一方、水性スプレーはアクリルガッシュよりも費用がかかりますが、スプレーのため広範囲に塗ることが可能です。

2. 使用する色は3色ほどに抑える


横断幕を手作りする際は多くの色を使用しないのがポイントです。多くの色を使用すると派手にはなりますが、まとまりがなくなり、伝えたいメッセージが分かりづらくなってしまいます。

横断幕は相手にメッセージを伝えるためのアイテムなので、使用する色は3色ほどに抑えるのがポイントです。

3. 屋内で使用するか屋外で使用するかで布を選ぶ


横断幕を屋内で使用するか屋外で使用するかによって、布の選び方が変わります。屋内使用に適した布、屋外使用に適した布はそれぞれ次のとおりです。

・屋内使用:ポリエステル素材の布、コットンの布
・屋外使用:ポリエステル素材の布、塩化ビニール性の布

ポリエステル素材の布は屋内・屋外の使用どちらにも使用可能です。また屋内で使用する場合はコットンの布も使用できます。コットンの布であれば、絵の具だけでなく布用のマーカーやクレヨンなどさまざまな画材を使うことができます。

一方、屋外で使用する横断幕であれば、ポリエステル素材以外にも塩化ビニール性の布もおすすめです。塩化ビニール性は防水性だけでなく、汚れにも強い特徴があります。

横断幕を手作りするメリット


横断幕を手作りするメリットは、費用が抑えられるという点です。専門の業者に依頼するよりも安価で横断幕を制作できます。

また手作りであれば、自分の好みのデザインや色で好きなようにアレンジできる他、仲間と一緒に作る楽しみを味わえるなどの利点も考えられます。

横断幕を手作りするデメリット


横断幕を手作りする際は、次のようなデメリットにも考慮しましょう。

・単色の背景でしか制作できない
・サイズによっては費用と手間が増えてしまう
・強度に不安が残る

単色の背景でしか制作できない


手作りの横断幕では、布の背景が単色になってしまいます。業者に依頼すれば、横断幕の上部と下部、左右でグラデーションを付けることができ、オリジナリティが増します。他の横断幕とも差をつけられるでしょう。

サイズによっては費用と手間が増えてしまう


小ぶりな横断幕を手作りするのであれば、ある程度の費用は抑えられるかもしれません。しかし、横断幕のサイズが大きくなってしまうと、布や塗料、ハトメ加工などに必要な費用や手間が増えるため、コストがかさんでしまいます。

強度に不安が残る


手作りの横断幕は、設置状況によっては破損する恐れがあります。屋外で雨風が強い日に設置すると、破れたり、落ちたりする危険性があります。

大きめの横断幕や、外で使う横断幕であれば、専門の業者へ依頼する方が安全といえるでしょう。

手作りの横断幕に挑戦しよう


横断幕は自分で制作することが可能です。横断幕を手作りする際は、デザインを決める、布の下準備をするといったステップを一つずつ踏んでいきましょう。横断幕を手作りすることで、制作にかかるコストを削減することも可能です。

ただし、手作りの場合、単色の背景しか作れない、サイズによっては費用と手間が増える、強度に不安が残るなどのデメリットもあります。オリジナリティがあり、なおかつ安全性の高い横断幕を作りたい場合は、専門の業者に依頼するのがおすすめです。

オリジナルののぼりやパネルの制作などを手がけているMakumakuでは、横断幕の制作も承っております。デザインが決まっていなくても、イメージを教えて頂ければ、おすすめのデザインをご提案致します。

本格的な横断幕を制作したいとお考えの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。


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