横断幕の紐の選び方から固定方法まで|設置に差がつくポイントを解説
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横断幕の紐の選び方から固定方法まで|設置に差がつくポイントを解説
横断幕を設置する上で、紐の選び方と結び方は非常に大切です。適切な紐を選んでしっかりと固定すれば、安全性を保ちながら見やすい横断幕を設置できるでしょう。横断幕が斜めに傾く、たわむとお悩みの方は、紐の見直しをおすすめします。
本記事では、横断幕の設置時に紐が重要な理由や紐の選び方、ハトメに通す基本の方法、ほどけにくい4つの結び方を紹介します。本記事を参考に横断幕をきれいに設置しましょう。
横断幕の固定に紐が重要な理由
横断幕の紐選びが重要な理由は、以下の3つです。
・強風に耐えられるようにしっかりと固定するため
・安全を確保するため
・横断幕をきれいに見せるため
横断幕は面積が大きいため、風の影響を強く受けます。紐の選び方が適切でなかったり、結び方が甘かったりすると、紐が切れて飛ばされる場合もあります。
横断幕はスポーツイベントのような人が多く集まる場所で使うことが多く、固定が甘ければ人・建物・車両などに傷をつける恐れもあるため注意が必要です。
また、せっかくデザインした横断幕もきれいに設置できなければ魅力が半減します。紐を使ってピンと張ると、可視性が確保され、伝えたいメッセージがしっかりと伝わるでしょう。
固定時はハトメの数も確認
横断幕には紐を通すための穴が空いていますが、そのままの状態では強度を保てません。そこで、穴の周辺に金属やプラスチックで補強をした、ハトメ加工を施します。
設置の際は、横断幕の四隅にハトメを付け、幕の大きさに合わせて全体の個数を調整するのが基本です。100cm間隔を目安に配置すると、かかる力が均等に分散され、幕本体が傷みにくくなります。なお、紐を通すときは一部のハトメを抜かさず、全てのハトメに通しましょう。
横断幕の紐の種類と特徴
横断幕に使う代表的な紐は以下の通りです。
| 紐の種類 | 特徴 | 向いている環境 |
| PP紐(ポリプロピレン製) | 比較的安価で耐久性に優れる | 屋内・短期間の屋外 |
| ビニロンロープ | 強度・耐候性が高い | 屋外 |
| スピンドル紐 | 柔らかな質感で発色が良い | 屋内 |
それぞれ、詳細を解説します。
PP紐(ポリプロピレン製)
PP紐(ポリプロピレン製)は、安価でありながら耐久性に優れています。軽くて丈夫な上に作業性も良く、屋内・屋外を問わず幅広いシーンで活躍します。ただし、耐候性がやや低く、長期間屋外に設置するのは避けた方が良いでしょう。
ビニロンロープ
ビニロンロープはビニロン繊維でできています。漁業や農業用に使われるほど耐候性が高く、紫外線による劣化が起こりにくいです。PP紐やスピンドル紐と比べると手触りが硬いものの、滑りにくく扱いやすい点も魅力です。また炎天下の過酷な環境や長期間の屋外設置に適しています。
スピンドル紐
スピンドル紐は、アクリルやレーヨンでできており、柔らかな質感とカラーの豊富さが魅力です。衣類に使われることが多く、端にチップを付ければほつれも防止できます。
横断幕の紐の選び方
横断幕の紐を選ぶときは、強度や太さも確認しましょう。一般的な目安を以下で紹介します。
強度
横断幕は大きさや使用する素材、防火加工の有無によって重さが異なります。同じ大きさでも重さが増せば、その分、紐の強度も上げる必要があるのです。
1m × 2m以内の小型の横断幕であればPP紐、2m × 5m以上など大型のものは、より強度の高いビニロンテープなどを選びましょう。
太さ
横断幕の紐は太さが5~8mmのものが一般的に使われます。太さが5mm程度の紐であれば、多くのハトメに通しやすいでしょう。より固定力を高めたいときは、ハトメの内径にあった太さの紐を選ぶのがおすすめです。
ハトメの内径が12mmなら太さが5mm以内、15mmなら太さ6mm以内、20mmなら太さ8mm以内が目安です。
【基本】横断幕のハトメに紐を通す方法
ここでは、横断幕のハトメに紐を通す基本の方法を紹介します。紐は一つだけ通すのではなく、二つ折りに輪を作って通すやり方が一般的です。
1.紐を二つ折りにする
2.二つ折りにした折り目の方をハトメに通す
3.折り目の輪の部分に紐の先端を二つとも通す
4.通した紐に緩みがないように引っ張る
ポールに固定する方法
横断幕のハトメに紐を通した後に、ポールに固定する方法を紹介します。
1.ハトメに通した紐の片方を二つ折りにしてポールのリングに通す
2.二つ折りにした輪の部分に、もう片方の紐を通す
3.紐の両端を引っ張りしっかりと結ぶ
結んだ後の紐は蝶々結びにしておくとほどきやすいです。
ほどけにくい! 横断幕の紐の結び方4選
ハトメに紐を通す基本の方法や、ポールに固定する方法が分かったら、次はほどけにくい横断幕の紐の結び方を確認しましょう。
以下で、手すりやポールなどに固定するための4つの方法を紹介します。なお、ここでの解説は、紐を横断幕のハトメに通した状態からスタートします。
1. 巻き結び
1つ目の方法は、初心者でも比較的簡単にできる「巻き結び」です。横断幕を手すりやポールなどに固定するときに適しています。素早く固定できるものの、力を入れて結び過ぎると、ほどけにくくなるため注意しましょう。
1.手すりやポールに紐を1回巻き付ける
2.交差するようにもう一度紐を巻き付ける
3.交差部分の下に潜らせるようにして紐の先端を通す
4.通した紐を上に引いて結び目を締める
2. ふた結び
2つ目の「ふた結び」も、手すりやポールなどに固定する比較的簡単な結び方です。テントの設営時にも使われます。巻き結びよりも強度が高く、屋外に横断幕を設置するときや、長期間使いたいときにもおすすめです。
1.手すりやポールに紐を1回巻き付ける
2.紐を交差させ輪を作る
3.輪の中に紐の先端を通す
4.もう一度紐を交差させ、できた輪の中に紐の先端を通す
5.紐の両端を強く引っ張り、結び目を締める
3. ふた回りふた結び
3つ目の「ふた回りふた結び」は、ふた結びの強度をさらに高めた方法です。高所や人通りの多い場所、風が強い場所に横断幕を設置するときに向いています。
1.手すりやポールに紐を2回巻き付ける
2.紐を交差させ輪を作る
3.輪の中に紐の先端を通す
4.もう一度紐を交差させ、できた輪の中に紐の先端を通す
5.紐の両端を強く引っ張り、結び目を締める
4. もやい結び
4つ目の「もやい結び」は、これまで紹介した結び方とは異なり、紐で輪を作り固定する方法です。船の係留に使われるほど強度が高いにも関わらず簡単にほどけることから「キング・オブ・ノット」とも呼ばれています。覚えておけば、横断幕の設置にも役立つでしょう。
1.紐を丸め、輪を作る
2.輪の中に紐の片方の先端を下から上に通す
3.通した先端をもう片方の紐の下に通す
4.輪の中に片方の紐の先端を上から通す
5.両方の紐を引っ張り、結び目を固く締める
紐以外に横断幕を固定できるツール
横断幕は紐だけではなく、カラビナや結束バンドを用いた固定もできます。紐だけでは強度に不安がある場合や設置場所に合わせて補強したい場合は、これらの補助具を併用すると良いでしょう。
カラビナ
カラビナは、物と物を接続する補助具です。さまざまなサイズがあり、横断幕の設置では、紐とハトメをつないで設置するなどして利用できます。着脱が簡単で何度でも使えるため、速やかな設置・回収作業が必要な環境にも適しています。
結束バンド
結束バンドは、配線などを束ねるときに使うプラスチック製の補助具です。ハトメと手すりなどを素早く強力に固定でき、ある程度強度もあるので短期間の屋外使用もできます。ただし、一度結束すると再利用できないものが多いため注意しましょう。また経年劣化しやすいため、長期使用には不向きです。
横断幕の設置時は紐の選び方・結び方にも注目しよう!
横断幕の紐にはPP紐やビニロンロープ、スピンドル紐などの種類があり、それぞれ特徴が異なります。また手すりなどと結ぶ方法も、比較的簡単な巻き結び、強度の高いふた回りふた結びなどがあるため、設置場所に合わせて選びましょう。
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