オリジナル横断幕の相場は? 費用を左右する要素やできるだけ安く製作するポイントを解説
横断幕・出力専門店トップ > コラム > オリジナル横断幕の相場は? 費用を左右する要素やできるだけ安く製作するポイントを解説
オリジナル横断幕の相場は? 費用を左右する要素やできるだけ安く製作するポイントを解説
横断幕は横長の布に文字やイラストが施され、パッと目を引くのが特徴です。お祭りなどのイベントやスポーツの試合会場で多く用いられていますが、オリジナルの横断幕を作るには、どの程度のコストがかかるのでしょうか。
本記事ではオリジナル横断幕の費用を左右する要素や相場、できるだけ安く製作するポイントなどを解説します。横断幕を作りたいと考えている方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
オリジナル横断幕の費用を左右する要素
オリジナルの横断幕の製作費用を左右する主な要素は、生地の種類とサイズです。
横断幕に用いられる生地は、主に以下の種類があります。
生地の種類 | 特徴 |
---|
ポンジ(テトロンポンジ) | ・のぼりなどにも使用される艶がない薄手のポリエステル素材 ・軽量なのが特徴で、大きな横断幕でも持ち運びやすい ・裏まで完全にインクは浸透しないが、裏から見ると柄が反転して見える |
トロマット | ・横断幕によく用いられる艶がないポリエステル素材 ・ポンジよりは厚みがあり、重量もあるため、風ではためきにくい ・プリントすると、生地全体の色がやや暗い仕上がりになる。 |
ターポリン | ・ポリエステル素材の繊維を合成樹脂フィルムで包んだ艶のあるビニール素材 ・ポンジやトロマットと比べると耐久性が高く、雨や紫外線にも強い ・長期間屋外に設置する横断幕に適しているが、重量があため持ち運びには適さない |
同じ大きさやデザインの横断幕でも、どの素材を選ぶかによって費用は変わってきます。
横断幕と聞くと大きなサイズのものをイメージする方が多いかもしれません。しかし、サイズはさまざまで、一般的には縦45〜180cm、横120〜630cm ですが、縦700cm・横1,000cm の超大型サイズもあります。サイズが大きくなればなるほど、製作費用も高くなります。
また依頼先も、オリジナル横断幕の費用を左右する要素です。業者によっては、同じデザインで複数枚製作することにより、割引が受けられるケースもあります。加えて、デザインを依頼する場合や、横断幕に特殊加工を施す場合も、費用が変動します。
オリジナル横断幕の相場
前述した通り、オリジナル横断幕の費用はさまざまな要素によって変動します。ここでは目安として、縦120cm・横300cm程度の場合の、生地ごとの相場をご紹介します。
生地の種類 | 相場 |
---|
ポンジ(テトロンポンジ) | 1万〜1万2,000円 |
トロマット | 8,200〜1万3,000円 |
ターポリン | 1万5,000〜3万円 |
オリジナル横断幕をできるだけ安く製作するポイント
オリジナル横断幕をできるだけ安く製作するには、どのようなポイントを押さえておけば良いのでしょうか。6つのポイントを解説します。
1. 生地の種類を変える
オリジナルの横断幕をできるだけ安く製作するには、生地の種類を変えるのがおすすめです。
横断幕に使用される生地には前述したもの以外にも、さまざまな種類があります。同じサイズ・デザインでも、生地の種類によって費用は変動するため、できるだけコストを抑えて製作できる生地がないかを調べてみましょう。
ただし、横断幕を屋内・屋外のどちらで使用するのか、また短期間掲示するのか長期的に掲示するのかなどによって、適した生地は変わってきます。屋外で長期間掲示する際に、テトロンポンジやトロマットを選ぶと、すぐに劣化してしまうため、買い替えで費用がかさんでしまうでしょう。
値段の安さだけで生地の種類を決めるのではなく、使用する場所や期間を考えて、適した生地を選ぶことが大切です。
2. サイズを変える
オリジナルの横断幕をできるだけ安く製作したいなら、横断幕のサイズも検討しましょう。
前述した通り、横断幕はサイズが大きくなると費用も高くなります。コストを抑えたいなら、サイズを一段階下げることを検討してみると良いでしょう。
ただし、横断幕は使用目的や掲示する場所によって、適したサイズが異なります。屋内のイベントであれば、縦120cm以上、縦横比が1:3程度 のサイズがおすすめです。屋外イベントの場合は、横300cm以上 のサイズが適しているとされます。
使用目的や掲示する場所を踏まえて、どの程度のサイズが適切かを検討してみてください。例えば、掲示する会場が広いのに、費用を抑えたいからといって横断幕を小さ過ぎるサイズにしてしまうと、視認性が下がってしまいます。
3. 無料加工オプションがある業者を選ぶ
横断幕の費用を抑えるには、無料加工オプションがある業者を選ぶのがおすすめです。
業者の中には、無料加工オプションを用意しているところもあります。例えば、横断幕にひもを通して掲示する場合、ハトメ加工やチチ加工をするのが一般的です。ハトメとは、布に開けた穴を補強するために使用する金具のことで、チチとは布の端に付ける輪っか状の布を指します。
希望する加工を無料で行ってくれる業者に依頼すれば、加工代分は費用を抑えることが可能です。
4. 特殊加工を減らす
特殊加工を減らすのも、横断幕の費用を抑える方法の一つです。
横断幕の代表的な特殊加工には、燃えにくくする防火加工があります。ガソリンスタンドなど、火事のリスクが高い場所で使用する横断幕であれば、防火加工は効果的ですが、火事の心配がない場所であれば、防火加工は不要でしょう。
また重量のあるターポリンの場合、ハトメをした箇所をさらに強化する4辺ウェルダーロープ加工などもあります。横断幕のサイズがかなり大きい場合や、長期間掲示する場合にはおすすめの特殊加工ですが、サイズが小さな場合やハトメを多く取り付けられる場合は、補強しなくても問題なく使用できる可能性があります。
業者とも相談しながら、必要な加工のみに絞ることで、製作にかかる費用を抑えることができるでしょう。
5. 自分でデザインを作成する
横断幕をできるだけ安く製作するには、自分でデザインを作成することも検討しましょう。
デザイン費用を高額に設定している業者は少ないですが、ご自身でデザインすれば、デザイン費用はかかりません。近年は特別な知識やスキルがなくても簡単にデザインを作れるツールもあるため、費用を抑えたいなら、ご自身で作成するのがおすすめです。
ただし、文字だけであれば無料で対応してくれる業者もあります。
6. 複数の業者に見積もりを依頼する
オリジナル横断幕製作にかかる費用を抑えるには、複数の業者に見積もりを依頼することをおすすめします。
同じ生地・サイズ・デザインの横断幕でも、業者によって価格は変わってきます。また前述した無料加工オプションの有無や、特殊加工の料金、デザイン料なども業者によってまちまちです。加えて、業者の中には「◯◯円以上の購入で送料無料」としているところもあります。
業者の中にはオンラインで簡易見積もりができるところもありますが、正確な費用総額を把握するためには、複数の業者に見積もりを依頼し、比較するのがおすすめです。
オリジナル横断幕の製作ならmakumakuにご相談ください
オリジナル横断幕の製作にかかる費用は、生地の種類やサイズをはじめとしたさまざまな要素で変わってきます。できるだけ安く横断幕を作りたいなら、ご紹介したポイントを参考にし、複数の業者に見積もりを依頼して比較しましょう。
横断幕・のぼり旗・バナーの専門店「makumaku」は、さまざまな用途の横断幕の製作実績があります。使用目的や掲示する場所などに合わせて適した生地やサイズ、加工の必要性などをアドバイスすることもできるため、まずはお気軽にお問い合わせください。