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アクリル板の掃除の方法とは?長持ちさせるためのコツを確認

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アクリル板の掃除の方法とは?長持ちさせるためのコツを確認

 受付やオフィス、飲食店などで、新型コロナウイルス感染症対策として注目が集まっているのが、アクリル板の設置です。飛沫防止の観点から、日常の様々な場所で、アクリル板のパーテーションを設置している場面を見かけるようになりました。


 アクリル板を挟んでコミュニケーションをとることが増えているため、常に清潔である必要がありますが、アクリル板を掃除する際に、気を付けなければならない点があります。この記事では、アクリル板の掃除の方法や長持ちさせるためのコツを紹介します。職場などでアクリル板をより衛生的に使用するために役立ててください。



飛沫感染対策アクリルパーテーション





アクリル板の役割とは


 アクリル板は、対面する場面においてパーテーションとして使用することで、飛沫防止に役立ちます。昨今では、新型コロナウイルスの感染対策として、数十〜数百台単位でアクリル板を導入した店舗や企業も多くなっています。感染防止にはマスクが効果的と言われていますが、世の中には様々な事情でマスクができない人もいます。そんな場合でも、少しでも安心して来店できるように、アクリル板の設置をする店舗や企業が増えています。アクリル板を設置する際には、顔よりも高い位置でないと効果が低くなってしまうので、設置する場所の状況や、そこで立って会話をするのか、座って会話をするのかで、大きさを調整することがおすすめです。



アクリル板を使うときに気になることは?


 感染症のまん延防止の観点から、アクリル板を使用する店舗や企業が増えていますが、衛生面にはしっかり気をつけなければなりません。透明で汚れが目立ってしまうアクリル板だからこそ、気を付けるべき点について紹介します。



傷やホコリが目立つ


 アクリル板は、透明度が高い素材を使って作られているため、傷やホコリが目立ってしまいます。アクリル板は、ガラスなどと比べると柔らかい素材なため、簡単に傷がついてしまいます。物が当たることで、細かい傷がたくさんついてしまうので、アクリル板を設置している周りには、あまりものを置かないようにするなど、整理整頓しておく必要があります。また、ホコリが付きやすく、素手で触ると指紋もついて目立ってしまうので、素手で触らないようにするなどの対策が必要です。対面で使用する機会が多いため、ホコリや汚れが目立たないように、定期的なチェックや手入れを怠らないようにすることが大事です。



衛生面が気になってしまう


 アクリル板は、飛沫防止やウイルス対策として使用されるものであるため、衛生面は特に気になる部分です。アクリル板自体にウイルスが付着したままになっていると、その効果も期待できなくなってしまいます。来店する顧客も、アクリル板の衛生面は気になるところです。そのため、定期的にチェックや除菌を行って常に清潔な状態で使用しているところをアピールすれば、顧客からの信用を得ることも出来、今後も安心して通ってもらえるようになるかもしれません。見た目が透明で綺麗なアクリル板ですが、感染防止のためにも、ウイルスが付着しないように気を配ることが大事です。



手入れや掃除の方法がよく分からない


 アクリル板を日常的に使う機会は、これまでほとんどなかったため、手入れや掃除の方法がいまいちわからないという点も気になる部分です。感染症予防のために使うものなので、衛生面に気を付けなければいけませんので、手入れ方法はしっかり調べておく必要があります。普段、共用部分やテーブル、小物の除菌に使っているアルコールをそのまま使ってもいいのか、そもそもアクリル板はどれくらいの耐久性があるのかなど、清潔な状態を保つためにも把握しておくと良いでしょう。



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アクリル板の掃除や手入れでやりがち間違った方法とは


 アクリル板は、普通のガラスと見た目が似ていますが、素材が違うため、手入れの方法も違います。強度のあるガラスとは違い、柔らかく傷や汚れが付きやすいため、掃除や手入れの際には、気を付けて扱う必要があります。アクリル板を掃除する際にやりがちな、間違った方法について紹介します。綺麗な状態で長持ちさせるためにも、以下の方法はやらないように気を付けてください。



1. アルコールでの除菌


 ガラスや身の回りの共用部分を除菌する際には、アルコールを使うことが多いので、アクリル板もそのままアルコールで拭いてしまいがちですが、これは間違った手入れの方法です。昨今では、店舗やオフィスにアルコールが常備されているところが多くなっていますが、ウイルス除去のためにそのほとんどが高濃度のものです。アクリル板は、その素材の性質上、高濃度のアルコールが付着すると、白濁してしたり、ひびが入ってしまったりする恐れがあります。この「ケミカルクラック」と呼ばれる現象が起こってしまうと、アクリル板が劣化し、すぐに使えなくなってしまいます。まだ使えたとしても、透明感がなくなり、見た目が悪くなってしまうため、折角除菌しても不衛生に見えてしまいます。また、飲食店などの火気がある場所でのアクリル板の設置も増えていますので、火災防止の観点からも、清掃にアルコールを使うことは控えた方が無難です。



2. ガラスクリーナーやシンナーでの掃除


 アクリル板は透明なので、ガラスクリーナーや、ガラス専用のシート、シンナーを薄めたものなどを使って掃除すればいいのではないかと思われますが、これもケミカルクラックを起こしてしまう可能性があるため、使用は控えてください。アクリル板の白濁化や、ひび割れ、最悪の場合は破損してしまう原因となります。ガラスクリーナーではなく、透明な素材を綺麗にするための製品であったとしても、購入する際には、アクリル板にも使用可能かどうか、しっかり表示を確認してください。



3. 暖かい時期の殺虫剤の使用にも注意


 飲食店や店舗などの来客があるところでは、害虫が発生するとすぐに対応しなければならないため、殺虫剤を使用するところもありますが、アクリル板にもかかってしまい、そのまま放置すると破損の原因になってしまいます。殺虫剤には有機溶剤が含まれているため、これもケミカルクラックを起こしてしまう可能性があります。夏場の害虫が多い時期や、来客時など、使わなければならない場合であっても、アクリル板に殺虫剤がかかったら、速やかに台所用洗剤などの中性洗剤を使って洗い流すようにしてください。



アクリル板の掃除で正しいやり方とは


 アクリル板の手入れ・掃除方法の間違ったやり方を紹介しましたが、この項目では、どの様に掃除すれば、清潔に保つことができるのか、その方法について解説します。正しい方法をしっかり把握して、職場や自宅のアクリル板を清潔な状態で使用してください。



①水拭きをする


 初歩的な方法ですが、一番アクリル板に害のない方法として、水拭きが挙げられます。水拭きでは、除菌ができないのではないかと不安に感じる方も多いかもしれませんが、ウイルス量を減らすことにはしっかり役立ちます。また、厚生労働省のサイトでは、下記のように、水拭きでも問題ないという記載があります。



②取っ手、ドアノブなどの共用する部分を消毒する


 タオルや食器、箸、スプーン等などを共用しないことも大事です。トイレやお風呂は、水拭きするか、家庭用の掃除用洗剤でもウイルス量を減らすことができます。



引用元:厚生労働省「新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項」

③中性洗剤を薄めて拭き掃除


 水拭きより、効果的な手入れ・掃除方法は、中性洗剤を薄めて拭き掃除をすることです。水拭きをする前に、数滴アクリル板に垂らすだけでも効果があります。中性洗剤を薄めて使う場合には、ぬるま湯に5%程度、液体タイプの中性洗剤を入れ、柔らかい布につけてアクリル板を掃除してください。家庭に必ずある台所用洗剤には、油落とし効果があるため、手垢なども綺麗にふき取ることができます。さらに、中性洗剤を使用して拭き掃除をすると、静電気防止効果もあると言われています。


 しかし、少しでも洗剤が残ってしまうと跡になり、透明なアクリル板では目立ってしまうので、2度拭きをしなければならず、手間がかかる面もあります。また、すべての中性洗剤で除菌効果が期待できるわけではありませんので、気になる場合には、除菌効果のある洗剤を選ぶようにしてください。



④洗髪用リンスでホコリを防止する


 アクリル板は、その性質上、ホコリが付着しやすくなっています。静電気によるホコリの付着を予防するために効果的と言われているのが、洗髪用リンスを水で薄めて使う方法です。あらかじめ水拭きや中性洗剤で綺麗にしておいたアクリル板に、リンス数滴を水で薄めた液体を、スプレーボトルなどで散布したら、乾く前に柔らかい布や、マイクロファイバークロスなどで綺麗にふき取ってください。この方法を行っておくことで、1週間程度はホコリが付きにくくなりますので、試してみてください。



⑤帯電防止剤でホコリを防止する


 リンスよりもホコリの付着防止に効果的だと思われるのが、帯電防止剤です。帯電防止剤は、ホームセンターなどで購入することができます。アクリル板のホコリ付着原因となる静電気発生を防止することができるため、手入れの手間を軽減するのに役立ちます。当然、専用の溶剤なので効果は抜群で、1カ月も効果が続くものもあります。クリーナーとしても使えるものもあるので、手入れや掃除がより簡単になります。しかし、中にはアクリル板に使用できない成分が含まれているものもあるため、購入する際には製品表示をよく読み、アクリル板への使用が問題ないか必ず確認するようにしてください。



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アクリル板の掃除をより簡単にするには


 アクリル板は、ガラスなどと比べると強度が低いため、手入れや掃除に気を配る必要があるため、手間がかかってしまいます。それでも、昨今では、アクリル板を使ったパーテーションの需要が増え続けているため、より手入れや掃除がしやすいように、アクリル板専用のクリーナーや、抗菌・抗ウイルス素材を使用しているパーテーションなども販売されています。店舗やオフィスが広く、アクリル板の数が多いなど、掃除の負担が大きい場合には、アクリル板専用のクリーナーや、抗菌・抗ウイルス素材を使用しているパーテーションを使用するというのもおすすめです。



アクリル板の掃除に使うタオルについて


 アクリル板の掃除に使うタオルですが、乾いたタオルや、固いごわごわしたタオルを使用するのは避けてください。アクリル板は表面が柔らかいため、傷の原因になってしまいます。また、繊維やホコリが残ってしまうため、ティッシュなどの紙製品も使用しないでください。掃除する際に、小さいごみが付着した状態のまま行ってしまうと、たとえ柔らかいタオルを使っても傷をつけてしまうことがあります。アクリル板を掃除する際には、柔らかいタオルやマイクロファイバーなどを使ったうえで、ごみが付着してないかしっかり確認し、優しく撫でるように掃除をすることを心掛けてください。



アクリル板の注文はマクマクがおすすめ


 アクリル板は手入れや掃除に気を付けなければなりませんが、昨今の飛沫防止対策、感染症予防対策に役立つアイテムです。今後、感染対策のためにさらにアクリル板が必要になった時は、全国通販の「マクマク」での注文がおすすめです。マクマクでは、使用する場所に合わせたサイズでの特注も可能です。また、通常のスタンド型だけではなく、十字型やT字型、角型など、様々なシチュエーションに合わせた形のアクリル板も用意しています。出張の際にも使える、持ち運びができるタイプもあります。感染対策のためにも、設置場所に合ったサイズや形ものを使用することが重要です。アクリル板購入を検討しているのであれば、まずは、全国通販のマクマクにご相談ください。



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